マテオ“男気”ベンチ入り 2日も登板見送り濃厚

[ 2016年4月2日 09:00 ]

<D・神>登板機会なく引き揚げるマテオ

セ・リーグ 阪神1-2DeNA

(4月1日 横浜)
 守護神マテオが“男気”のベンチ入りだ。前日3月31日のヤクルト戦では9回から異例の3イニング、61球の熱投を見せたばかり。首脳陣は当初から疲労を考慮してこの夜の登板は見送る方針を決定していた。それでも本人は闘志満々。試合前の練習も通常通りに参加し、キャッチボールなどで体をほぐした。試合途中には中継ぎ陣が待機するブルペンに向かった。「きょうは投げていない」。ノースロー調整となっても敵地球場の雰囲気を確かめ、いずれ訪れる出番に備えた。チームメートと最後まで戦況を見守った。

 2日の登板も見送られる可能性が高い。本人は「体は全然問題ない。きょうは投げなかったけどね。あした“行け”と言われれば投げる準備をするだけ」と体調万全をアピールし、守護神としてのプライドをのぞかせた。31日の来日初失点から一日も早い名誉ばん回へ、ファイティングポーズを取る。チームを勝利へと導くために猛虎の一員となった“男気”右腕はいつでもスタンバイOKだ。(山本 浩之)

続きを表示

2016年4月2日のニュース