長野プロ初5安打大当たり「たまには。まぐれです」

[ 2016年4月1日 06:33 ]

<D・巨>延長11回無死、長野は左中間二塁打を打つ

セ・リーグ 巨人6-4DeNA

(3月31日 横浜)
 長野はプロ初の1試合5安打で、何度も塁上をにぎわせた。延長11回は先頭でこの日3本目となる二塁打を放ち、勝ち越しへの突破口を開いた。開幕から前日までの5試合は計3安打で打率.150だったが、一日でそれを上回る安打を飛ばし、打率も.308と急浮上。「たまには。まぐれ、まぐれです」と謙遜しきりだったが、1番打者として「早い打席で一本出ると楽になる。明日からも早い打席で打って乗っていけたら」とさらなる安打量産を誓った。

 高橋監督も2得点1打点1盗塁と縦横無尽の活躍を「チャンスメークをし、勝負どころでも打った。元々、力のある選手。彼の力からしてみれば普通じゃないですか」と頼もしげに評した。新選手会長は「“今年は打って勝つ”とみんなで話しているので頑張ります」とナインの思いを口にし「昨日負けても雰囲気は凄くいいですし、みんなで戦えている」。切り込み隊長のバットでチームの勢いを加速させる。

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2016年4月1日のニュース