巨人ドラ1桜井 初登板初勝利はならず…5回途中4失点降板

[ 2016年3月30日 19:49 ]

<D・巨>5回1死満塁、ロマックに同点となる死球を与えた桜井は降板となる

セ・リーグ 巨人―DeNA

(3月30日 横浜)
 巨人のドラフト1位右腕・桜井が30日のDeNA戦でプロ初先発したが、4回1/3を投げ、9安打4失点で降板。初勝利はならなかった。

 3年目の助っ人右腕モスコーソとの投げ合い。初回2死からロペスに四球を与え、続く筒香には中前打を浴びて一、二塁とされたものの、ロマックを空振り三振に仕留め無失点。2回も2死から戸柱に左前打を許したが、モスコーソを見逃し三振。3回は先頭の白崎に左前打を荒波を遊ゴロ、ロペスを遊ゴロ併殺に打ち取り、無失点で切り抜けた。

 4回に味方打線が2本のソロで2点を先攻。5回には1死三塁から自らのバットで右犠飛を放ち、追加点を奪ったが、その裏1死からモスコーソに遊撃内野安打を許すと、白崎に右翼線二塁打、荒波に右前適時打を浴びて1点差に。ロペスにボテボテのゴロが三塁内野安打、筒香の完全に打ち取った飛球が左前にポトリと落ちる不運も重なって1死満塁とされ、ロマックには2ストライクと追い込みながら痛恨の押し出し死球。勝利投手の権利を得るまであと2アウトの場面で降板となった。

 代った戸根が2死後に代打・宮崎に押し出し死球を与え、DeNAに逆転を許すとともに、桜井に4失点目がついた。

 ▼桜井の話 緊張はしなかったし、調子も良いほうでした。5回満塁からの(ロマック選手への)デッドボールが反省点です。今日のピッチングをしっかり振り返って、次の登板に生かしたいと思います。

続きを表示

この記事のフォト

2016年3月30日のニュース