オリ西　大炎上…５回自己ワースト８失点ＫＯ　ドラ９赤間２軍降格

＜日・オ＞５回８失点ＫＯの西

パ・リーグ オリックス３―１３日本ハム

（3月29日 札幌Ｄ）
　オリックス・西がまさかの５回ＫＯをくらった。

　初回から２失点するなど不安定な投球が続いたが、とどめは５回無死一、二塁から大谷にだめ押し３ランを献上。直球を逆方向の左翼席に運ばれる屈辱的な一発となった。自己ワーストの８失点。「自分の思った投球ができなかった。申し訳ないということしかありません」と肩を落とした。

　昨年は防御率２・３８で大谷に次ぐリーグ２位。特にメジャーリーグで好投手の指標となるクオリティースタート（ＱＳ＝６回以上投げ、自責点は３点以下）が、２４度の先発のうち２０度達成。ＱＳ率８３％はリーグトップと安定感抜群だっただけに予想外の今季初登板で、福良監督は「球のキレもコントロールも全部悪かった」と嘆いた。チームは１３失点をくらう大敗で単独最下位に転落。試合後のコーチ会議でドラフト９位の赤間の２軍降格が決まった。