２年生エース滋賀学園・神村　全てが財産「今の自分の実力」

＜智弁学園・滋賀学園＞２回１死二、三塁、滋賀学園・神村は納に適時三塁打を浴びる

第８８回センバツ高校野球準々決勝 滋賀学園０―６智弁学園

（3月28日 甲子園）
　快進撃を支えた２年生エース、滋賀学園・神村は智弁学園に立ち上がりを攻められ、３回までで５失点。

　左臀部（でんぶ）の張りもあって制球が甘くなり、真ん中に集まった球を捉えられ「力負け。今の自分の実力がこの程度だったと分かった」と悔しさをにじませた。過去２試合で計３０安打１８得点と猛打を見せた打線も村上の前にわずか２安打で零敗。それでも初出場でベスト８に進出し、山口達也監督は「全てが財産になった」と総括し、夏までのレベルアップを誓った。