偏差値70の進学校 長田1点差で涙…園田 3安打好投も報われず

[ 2016年3月24日 17:24 ]

<海星・長田>長田先発の園田
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第88回選抜高校野球大会1回戦 長田2―3海星

(3月24日 甲子園)
 偏差値70を誇り、21世紀枠で甲子園初出場を果たした兵庫県屈指の進学校・長田。地元の大声援に後押しされて一度は優位に立ったが、守備の乱れから逆転を許し、1点差で涙をのんだ。

 2、3、4回の失点はいずれも失策絡み。最速140キロのエース右腕・園田は8回129球を投げて3失点を喫したが自責はゼロ。打率4割超のクリーンアップを擁する強力打線の海星にわずか3安打しか許さず、外野に飛ばされたのは1度だけだった。

 打線は3回に吉田の2点二塁打で一度は逆転に成功したが、その後は散発2安打。9回は2死一、三塁と逆転のチャンスを迎えたが、富田の右翼への大飛球は海星・坂田の好捕に阻まれた。永井監督は「抜けてくれと思ったが相手の守備がよかった」とラストプレーを振り返り、園田については「粘って全国レベルの相手を抑えることができたのは収穫」とねぎらった。

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2016年3月24日のニュース