南陽工 最終回に一挙6点 7年ぶり2回戦進出

[ 2016年3月23日 14:02 ]

<市和歌山・南陽工>南陽工先発の重冨

第88回選抜高校野球大会第4日 1回戦 南陽工6―0市和歌山

(3月23日 甲子園)
 第88回選抜高校野球大会第4日は23日、1回戦が行われ、第2試合では11年ぶり出場の市和歌山と南陽工(山口)が対戦。終盤まで双方無得点のまま進んだ試合は、9回に一挙6点を奪った南陽工が6―0で勝ち、09年以来7年ぶりに2回戦へ進出した。

 南陽工は9回、2つの死球で無死一、二塁にすると8番重冨の犠打を市和歌山の投手・赤羽が三塁へ悪送球し、均衡を破ると、2死二、三塁で2番笹部が左翼へ3点本塁打を放った。さらに適時打で加点し、計6点を奪取。先発の重冨は中盤から再三走者を許したが、要所を締め4安打完封勝利を収めた。

 市和歌山は6回、2死満塁で代打を送って勝負に出たが中飛に終わり、8回にも得点機を迎え、9回も2死から一、二塁と攻めたがあと1本が出ず、ミスで甲子園を去ることになった。

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2016年3月23日のニュース