大阪桐蔭・高山 8回0封も涼しい顔「初戦にしてはいい投球」

[ 2016年3月23日 12:15 ]

<大阪桐蔭・土佐>大阪桐蔭先発の高山

第88回選抜高校野球大会第4日 1回戦 大阪桐蔭9―0土佐

(3月23日 甲子園)
 大会屈指の左腕、大阪桐蔭の高山が上々の投球を見せた。8回を被安打2、無失点。「初戦にしてはいいピッチングができた」と涼しい顔で振り返った。

 光ったのは冷静な判断力。「真っすぐに合わせられている」と序盤で判断し、途中から変化球を多投して的を絞らせなかった。二回に1死満塁のピンチをしのいだ後は無安打で抑え込んだ。

 これで満足していない。「上のレベルになれば、もっといい投球が必要になってくる」と4大会ぶりの頂点に視線を向けた。

 ▼大阪桐蔭・徳山投手(2番手で登板し1回無失点)「大観衆の中で、すごく楽しかった。いつでもいけるように、3回、4回から準備してきた」
 
 ▼大阪桐蔭・栗林捕手(高山について)「前半は真っすぐで押して、後半は点差も開いたので、冬に練習してきた変化球を試した」
 
 ▼大阪桐蔭・古寺一塁手(3打点)「3番、4番がいいので気楽に打てた。アウトになってもいいという気持ちで、打席に立てた」

 ▼土佐・柴田一塁手(2回にチーム初安打となる二塁打)「振り負けないように準備していた。相手のいろんなところを学び、次は勝ちたい」

 ▼土佐・土居二塁手(2失策)「夏に向けて詰めていきたい」

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2016年3月23日のニュース