大阪桐蔭9得点快勝 プロ注目150キロ左腕・高山好投8回無失点

[ 2016年3月23日 11:21 ]

<大阪桐蔭・土佐>大阪桐蔭先発の高山

第88回選抜高校野球大会第4日 1回戦 大阪桐蔭9―0土佐

(3月23日 甲子園)
 第88回選抜高校野球大会第4日は23日、1回戦が行われ、第1試合では昨秋の近畿大会を制した大阪桐蔭が土佐(高知)と対戦。大阪桐蔭が3回に3点を奪うと、中盤以降も加点して試合を優位に進め、12安打を放ち、9―0で快勝した。

 大阪桐蔭は3回、2死一、三塁で3番吉沢の左翼線適時二塁打で先制。さらに満塁から5番古寺の左前2点適時打で追加点を挙げ、6回にも適時打と犠飛で2点を加点。7、8回に2点ずつを入れ、試合を決めた。プロ注目の左腕高山は球速を抑えながらも8三振を奪い、3回以降、許した走者は四球と失策の3人だけという好投で8回まで2安打無失点に抑えた。

 土佐は2回に1死満塁の先制機を逃し、3回先に点を奪われると、その後は防戦一方の苦しい展開に。わずか3安打で完敗。1976年(昭和51)春以来、40年ぶりの白星はならなかった。

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