岩隈VSマエケン初対決!1年目マエケンが高い修正力を発揮

[ 2016年3月22日 06:51 ]

マリナーズ戦に先発し、5回4安打2失点だったドジャース・前田(AP)

 岩隈とマエケンの初対決が米国で実現した。米大リーグ、マリナーズの岩隈久志投手とドジャースの前田健太投手が21日(日本時間22日)、カリフォルニア州グレンデールで行われたオープン戦にともに先発。メジャー5年目の岩隈は4回1/3を投げ、8安打3失点3奪三振、1年目の前田は5回を4安打2失点5奪三振だった。

 過去に日本時代には対戦がなく、これが初の投げ合い。初回、前田がいきなり3連打を浴びて2点を失うと、その裏、岩隈は2死から3番ターナーに左中間へのソロを被弾した。

 2回の前田は2死から走者を出したものの、無失点。岩隈も1死から走者を許したが、二ゴロ併殺で切り抜けた。

 前田は3回以降は5回まで、いずれも三者凡退と打者9人を完璧に抑え込んだ。一方の岩隈は3回2死二塁からターナーに左中間へ適時二塁打を許し、同点に追いつかれ、5回には1死二塁から、またもターナーに今度は右中間を破られて失点。ここで球数が79球に達したため、降板となった。

 前田は立ち上がりに課題を残したものの、その後は修正し、開幕に向けて順調な仕上がり。毎回走者を背負う苦しい投球が続いた岩隈はもう少し調整を進める必要がありそうだ。

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