初回好機生かせず…福井工大福井 悔しい敗戦「先制点が取れなかった」

[ 2016年3月20日 14:30 ]

<智弁学園・福井工大福井>8回、無死の場面で福井工大福井の北村は左前打を放つ

第88回選抜高校野球大会第1日・1回戦 福井工大福井0―4智弁学園

(3月20日 甲子園)
 福井工大福井の大須賀監督は1976年の第48回大会以来となる選抜での勝利を逃し、「先取点を取れなかったことが大きい」と唇をかんだ。

 初回、立ち上がり不安定な智弁学園の先発・村上を攻め、2本の安打と四球で2死満塁としたが、この好機を逃した。3回にも先頭の2番・谷本が内野安打と盗塁で無死二塁。クリーンアップに期待が懸かったが、3者連続で凡退を喫し、得点を奪えなかった。

 「1番、2番が出塁して3番で還す。これがうちのチームのパターンだが、それができなかった」と大須賀監督。この後も得点圏に走者を出すも、結局、村上を攻略し切れずに完封負け。「まっすぐ狙いだったが、うまく打てなかった」と肩を落としていた。

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2016年3月20日のニュース