黒田、シーズン前ラスト登板で4回5失点 鷹打線につかまる

[ 2016年3月20日 14:37 ]

広島の黒田博樹投手

オープン戦 広島―ソフトバンク

(3月20日 ヤフオクD)
 広島の黒田博樹投手(41)が20日、ヤフオクDで行われたソフトバンクとのオープン戦でシーズン前ラスト登板。4回を投げ7安打5失点と開幕へ不安の残る内容だった。

 試合前に「日本一のいいバッターが多いソフトバンク」と強打者揃いの鷹軍団との対戦を心待ちにしていた黒田だったが、立ち上がりから制球に苦しんだ。

 初回、先頭の福田に二塁打を許し1死後から昨季トリプルスリーの3番柳田に2ランを浴びた。インサイドを狙ったフォーシームが真ん中へ入る失投だった。2回を無失点に抑えるが3回、福田と本多の連打で無死一、二塁のピンチ。続く柳田の一塁強襲のタイムリーを許す。味方の失策も絡んだが、自身の押し出し四球などでこの回3点を失った。

 黒田は4回を無失点で抑えたところで降板。4イニングで78球を要し、被安打7、5失点。26日の開幕カード第2戦の登板が濃厚だが、本番へ課題が残った。

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2016年3月20日のニュース