ＤｅＮＡも金銭授受　個人成績対象、高校野球くじも

ヒアリングの結果について会見するＤｅＮＡ・三原専務

　プロ野球で自チームの公式戦の勝敗に絡む現金のやりとりが相次いで発覚した問題で、ＤｅＮＡは２０日、池田純球団社長が委員長を務める「賭博等に関する対策委員会」による調査結果を発表。個人成績を対象とした選手間での金銭のやりとりや、高校野球の優勝校を当てる「くじ引き」が行われていたことを発表した。

　今月１６日から選手、首脳陣、全職員の２００人以上を対象に「１対１」で調査を実施。野球賭博への関与や、試合前の円陣での「声出し」による現金授受はなかった。

　ＤｅＮＡを除く１１球団は１８日までに試合前の円陣での「声出し」に絡む現金授受についての調査を終了。これまで授受が分かったのは巨人、阪神、西武、ソフトバンク、広島、楽天、ロッテの７球団。