Wソックス、表向きはラローシュ支持も…一部選手らは息子に不満

[ 2016年3月20日 09:10 ]

クラブハウスに向かうホワイトソックスのアダム・ラローシュ内野手(左)と息子のドレイク (AP)

 ホワイトソックスのアダム・ラローシュ内野手(36)が球団の息子に対する処遇を不満として引退を表明した件で、一部の選手やコーチが球団の措置に賛同する立場にあることが分かった。

 ラローシュの14歳になる息子ドレイクは年間120試合程度にユニホームを着ながらロッカールームやグラウンドに出入りしていたが、球団は今後、ドレイクの出入りを制限すると同選手に通達した。これを快く思わなかったドレイクの父親は15日に引退を表明。チームメートのセール投手も球団の判断に異を唱え、オープン戦での登板をボイコットする構えを見せていた。

 しかし、19日にUSAトゥデイ(電子版)が報じたところによると、一部の選手やコーチからドレイクの施設出入りにクレームが出たために球団がそのような措置をとるに至ったとのこと。チームは表向きにはラローシュ支持としているが、関係者の話では、内情は必ずしもそうではないという。

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