清原被告 姿見せず…糖尿病&シャブ抜き運動療法スタートか

[ 2016年3月20日 07:12 ]

清原被告が入院する病院には雨の中早朝から多くの報道陣が集まった

 覚せい剤取締法違反(所持、使用)罪で起訴され、保釈された元プロ野球選手の清原和博被告(48)が入院している千葉県松戸市内の病院前には19日も報道陣約20人が集まった。前日18日午後には病室の窓からカーテンを少し開いて外の様子をうかがう清原被告の姿がキャッチされたが、この日、顔をのぞかせることはなかった。

 清原被告は持病の糖尿病が悪化し、「体がだるい」などの症状が出ている状態。入院は3日目で、横浜市の福田医院の福田伴男院長は「一通りの検査を終えて、その結果に伴う食事療法や運動療法が始まったところだろう」と推測する。運動療法は1日30分程度のウオーキングから始めるのが一般的。清原被告は人目もあって病室から出にくい状況だが、福田院長は「病室に閉じこもるのは精神的に危険。リハビリステーションなどで運動するよう勧められるのでは」としている。

 糖尿病は精神的な疾患を併発するケースも多い。薬物依存との“二重苦”を抱える清原被告には「長期的なメンタルケアが必要」(福田院長)で、心身の回復には相当の時間がかかりそうだ。

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2016年3月20日のニュース