打てない守れない…巨人・岡本&ドラ2重信 開幕スタメンピンチ

[ 2016年3月20日 06:25 ]

<巨・楽>4回1死から空振り三振に倒れた岡本(中央)を見る高橋監督(左)。右は重信

オープン戦 巨人3-9楽天

(3月19日 東京D)
 巨人の若手はアピールに失敗した。2年目の岡本は3打席連続空振り三振を含む4打数無安打。新人・重信も3打数無安打だった。

 守りでも、ともに失点につながる1失策。高橋監督は「ミスをすると点につながるのが分かったと思う。ミスはあるが、より少なくしないといけない」と教訓に変えることを期待した。

 村田と三塁の定位置争いを繰り広げる岡本は、6回の守備で三遊間のゴロを失策。直後、1死一、二塁の打席で空振り三振を喫した。「打てなくても使ってもらっているので、思い切ってやるしかない」。重信は7回2死二、三塁の守備で松井稼の左前打をまさかの後逸。二塁走者にもやすやすと生還され「走者を先に見てしまって、捕る前にグラブが浮いてしまった」と猛省した。

 岡本は打率・172。17日のロッテ戦(QVCマリン)後には高橋監督が「打率1割台じゃあね…」と持ち味である打撃での奮起を促していた。左翼で先発出場を続ける重信も、同・182まで低下した。オープン戦残り2試合。岡本は村田以上の好印象を、重信も首脳陣に起用したいと思わせるようなプレーを出せるか。 (川手 達矢)

 ▼巨人・大西外野守備走塁コーチ(重信は)いい経験になったと思う。ミスはつきもの。今後のプラスにしてほしい。

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