巨人・田口 満足6回1失点 増す増す安定感、開幕2戦目抜てきへ

[ 2016年3月18日 05:30 ]

<ロ・巨>6回を投げ4安打1失点の内容でまとめた田口

オープン戦 巨人0-2ロッテ

(3月17日 QVC)
 1軍のマウンドに慣れてきた。投げるたびに安定感も増している。先発した巨人・田口は6回を4安打1失点。「前回に続いて6回をしっかりと投げることができた。直球も良かったし、チェンジアップも低めに決まった」。満足感に包まれた。

 収穫は5回につかんだ。1死二塁から吉田、三木を連続で空振り三振。吉田には内角低めにスライダーを決め、三木にはチェンジアップで空を斬らせた。「ピンチで三振を取ることができた」。6回に失点したが、最少失点に抑えた。
 
 前回8日のソフトバンク戦(宇部)も6回2安打無失点。この日は開幕投手に内定している涌井との投げ合いで「シーズンに入っても厳しい試合が多い。いい経験になった」と安定感を示した。課題として「4四死球が多かった」と口にした。

 高卒3年目。成長著しい左腕に、高橋監督は「ずっといい。球に力があるね」と目を細めた。開幕2戦目の26日のヤクルト戦(東京ドーム)での先発が濃厚。球団の20歳以下の投手が開幕カードで登板するのは、13年に開幕投手を務めた宮国以来となる。内海の調子が上がらない中、背番号90の左腕が実力でその座をつかんだ。 (川手 達矢)

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2016年3月18日のニュース