ソフトB 声出し金銭授受は数年前から 長谷川「当たり前の行為が…」

[ 2016年3月17日 08:40 ]

報道陣に対応するソフトバンク・三笠球団統括本部副本部長

 ソフトバンクの三笠杉彦球団統括本部副本部長(41)は16日、「円陣声出し」に関し、昨シーズンまで選手間で金銭授受が行われていたと発表した。巨人、阪神、西武に続き、4球団目。この日の西武戦(西武プリンスドーム)の試合前に長谷川選手会長に確認して、判明した。

 三笠副本部長は「区切りの時に、野手が1人1000円ずつを集め、声出しをした選手に、ご祝儀として渡すことをやっていた。数年前からと聞いている」と説明。毎試合ではなく、3連勝目や5連勝目など特定の試合で、試合前の円陣で「声出し」を行った野手が、他の野手から受け取った。金銭授受は勝利試合のみで、負けた試合は発生しなかった。投手は加わっていない。ノックなどでの罰金については、後日に行う個別の面談などで確認していく。

 長谷川選手会長は「僕たちの中で当たり前の行為が、賭博であったり、有害行為の入り口にもなり得る。しっかり生かしていきたい」。2年連続日本一の球団にも金銭授受問題が発覚。セ・リーグは17日、パ・リーグは18日に臨時理事会を開いて、対応を協議する。

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2016年3月17日のニュース