悔しいけど…ロッテドラ1平沢 2軍行き「このままじゃ通用しない」

[ 2016年3月14日 08:07 ]

<ロ・オ>4回、平沢は三振に倒れる

オープン戦 ロッテ4-3オリックス

(3月13日 QVC)
 ロッテのドラフト1位・平沢が、試合後にコーチ陣から2軍行きを告げられた。

 チームは15日のソフトバンク戦(QVCマリン)から開幕メンバーで臨む方針。オープン戦6試合で12打数1安打、打率.083と苦しんだ高卒ルーキーは「うすうす感じていた。悔しいけど、このままじゃ通用しない。土台をつくりたい」と話した。

 それでも最後に意地を見せた。「9番・遊撃」で3試合ぶりに先発出場し、7回先頭の第3打席で平野が投じたフォークを地面スレスレで捉え、右前に落とした。オープン戦12打席目の初安打は、1軍では2月24日のオリックスとの練習試合(清武)以来の安打。その時も低めのフォークを「曲打ち」した右前打だった。「同じような安打だったけど、違ったうれしさがあった。うまく打てた」と振り返った。

 立花打撃コーチは「2軍で数多く振って、体を鍛えないと」と18歳の課題を挙げる。ライバルのオコエは開幕1軍に突き進んでおり、平沢は「凄くうれしいし、このまま(1軍に)残ってほしい」とエールを送った。(渡辺 剛太)

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