接触拒まれ…賭博調査委員長 笠原元投手、B氏へ「調査に応じて」

[ 2016年3月12日 07:11 ]

9日の謝罪会見で涙をこらえる高木京

 巨人で新たに高木京介投手の野球賭博が発覚した問題で、日本野球機構(NPB)の調査委員会の大鶴基成委員長(61)が11日、都内で取材に応じた。

 笠原元投手には電話で、同委員会が野球賭博常習者と認定している飲食店経営者B氏には弁護士を通じて、ともにコンタクトを取ったが「まだ2人とも応答はない。笠原さんと笠原選手の(野球賭博の)相手方だった人(B氏)が一番知っている。調査に応じてほしい」と訴えた。

 熊崎勝彦コミッショナーも全容解明へキーマンと位置づける笠原元投手とB氏。調査のメドについて、同委員長は「全体像に関してはとても開幕までは無理」としながらも、高木京に関しては「鋭意進める」と25日の開幕前にも処分案をまとめる可能性を示した。

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2016年3月12日のニュース