巨人・渡辺最高顧問ら引責辞任へ 4人目野球賭博発覚で信用失墜

[ 2016年3月8日 23:12 ]

 プロ野球巨人の久保博球団社長は8日、東京・大手町の読売新聞本社で記者会見し、高木京介投手(26)が野球賭博に関与していたと発表した。

 巨人は昨年、3選手が野球賭博に関与したことが発覚し、熊崎勝彦コミッショナーから無期失格処分を受け、契約解除となった。4人目の関与発覚で信用をさらに失墜させることになった。渡辺恒雄球団最高顧問(89)と白石興二郎オーナー(69)、桃井恒和球団会長(69)は後任が決まり次第引責辞任するとした。

 高木京投手は8日付で謹慎処分となり、最終的な処分は日本野球機構(NPB)に委ねられる。久保社長は「うみを完全に出し切れていなかった。今後はうみを全て出し切り、信頼回復のために心血を注ぐ所存」と話した。

続きを表示

2016年3月8日のニュース