高木京 名門星稜出身、史上最長の初登板から139試合黒星なし

[ 2016年3月8日 21:18 ]

野球賭博への関与が明らかになった巨人・高木京介

 巨人は8日、都内で記者会見を開き、昨年の野球賭博問題で名前が挙がった3選手のほかに新たに高木京介投手(26)が関与していたことを明らかにした。

 高木京は星稜で2007年夏の甲子園に出場、国学院大を経て11年のドラフト4位で巨人に入団した。左の中継ぎとしてルーキーイヤーの12年に34試合に登板、リーグ新人記録の29試合連続無失点をマークし優勝に貢献した。13年は46試合、14年は26試合に登板。昨年は33試合に投げ、5月9日のDeNA戦(ハードオフ新潟)では1回無失点で桟原将司(元阪神)に並ぶ初登板から116試合連続黒星なしのプロ野球記録をマークし、同14日の広島戦(東京ドーム)で新記録を達成した。通算では139試合で6勝0敗1セーブ、初登板から連続黒星なしの記録を継続している。

 また、9月2日には地元金沢で凱旋登板。大歓声に迎えられ、1回を無安打無失点に抑え「出て行ったときの歓声がうれしかった。使っていただいた監督、投手コーチに感謝したい」と感慨に浸った。11月の宮崎秋季キャンプのシート打撃では新球「スプリット」を初披露するなど、16年シーズンに向けて準備を進めていた。

 11月25日の契約更改では700万円アップの2800万円(推定)でサインし、「試合数はまだまだ納得いく部分ではない。さらに上を目指して頑張りたい」とさらなる飛躍を誓い、今季は50試合登板を目標に掲げていた。

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