センバツ出場の釜石に「鋼鐵の意志」横断幕、甲子園経験OBが贈呈

[ 2016年3月6日 22:09 ]

釜石高OB会が寄贈した「鋼鐵(はがね)の意志(こころ)」と記された横断幕

 第88回選抜高校野球大会(3月20日開幕、甲子園)に21世紀枠で出場する釜石ナインに6日、20年前のセンバツに出場したOBから横断幕が贈られた。

 同校野球部OB会のメンバーが同校グラウンドを訪れ、校歌の一節にもある「鋼鐵(はがね)の意志(こころ)」と記された縦1・2メートル、横12メートルの横断幕を贈呈。甲子園ではアルプススタンドに掲げる予定だという。

 釜石南時代の20年前、三塁手としてセンバツに出場したOB会長の小国晃也さんは「甲子園は本当に特別なところ。自信を持って大舞台でのびのびとプレーを楽しんでほしい」とエールを送り、「横断幕にはOBみんなの気持ちが詰め込んであります。アルプスでこれを見て少しでも後押しになれば。みんなで校歌を歌いましょう」と呼びかけた。

 菊池智哉主将(新3年)は「横断幕を見て頑張ろうという気持ちになりました。“鋼鐵の意志”は自分たちの生活でも生かされている。決勝でもこの横断幕を掲げたいので頑張っていきたい」と決意を新たにしていた。

続きを表示

2016年3月6日のニュース