楽天・安楽 大炎上3回7失点 開幕ローテへアピールならず

[ 2016年3月3日 14:25 ]

オープン戦 楽天―西武

(3月3日 倉敷)
 開幕ローテーション入りを目指す楽天の2年目右腕・安楽智大投手(19)が3日、西武とのオープン戦に先発。立ち上がりの初回に4失点するなど3回11安打7失点とふがいな投球に終わった。

 安楽は初回、先頭の栗山からの3連打で無死満塁のピンチを招き、4番・坂田は左飛に打ち取ったものの、続く浅村に中前2点適時打を許して先制点を献上。山川を空振り三振とした後、2死から熊代にも左前2点打を浴びてさらに2失点。鬼崎にも左前打を打たれたが星を一ゴロに仕留め、43球を費やしてようやく初回を終えた。

 2回は1死から外崎を歩かせたものの、後続を断って無失点。これで立ち直ったかに思えたが、3回は先頭の浅村に二塁打を打たれ、続く山川には左越えへ2点本塁打を被弾。さらに星にも右前適時打を浴びてこの回は計3失点。前回2月24日の練習試合(サンマリン宮崎)では西武打線を4回無安打無失点に封じ、この試合でも好投が期待されたが、3回87球を投げて11安打7失点と散々。前日には「与田投手コーチから“最低でも6回”と言われている」と話していたが、3イニングで降板となった。

続きを表示

2016年3月3日のニュース