ロッテ戦力外の中後 Dバックスとマイナー契約

[ 2016年3月3日 05:30 ]

ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ元ロッテの中後

 昨季までロッテでプレーした中後悠平投手(26)がダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだことが2日、分かった。ダ軍は2月上旬に日本で投球練習を視察した上で契約する方針を決め、月末に合意に至った。同投手は近く渡米する。

 昨季限りでロッテを戦力外となり、12球団合同トライアウトを受験。NPB球団のオファーはなく、ルートインBCリーグ・武蔵に入団した。その経緯を取り上げた昨年末放送のTBS特番「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」を見たスカウト関係者が着目し、メジャーに売り込み。「興味があって投球を見たいという、思ってもみなかった話をいただいた」(中後)という。

 「プロ野球をクビになった自分が、アメリカに挑戦するチャンスをもらえた。武蔵にも感謝します。行くからにはメジャーを目指す」。近大から11年ドラフト2位でロッテ入りする過程で、左横手からの快速球で「和製ランディ・ジョンソン」と注目された。ロッテでは37試合登板、2勝2敗6ホールド、防御率5・68に終わったが、ジョンソンが02年24勝など活躍したダ軍で夢を追う。

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2016年3月3日のニュース