由伸監督熱弁!左右苦にしないのが近道「レギュラーなら自分で解決しろ」

[ 2016年3月1日 08:20 ]

羽田空港を出発する高橋監督

 珍しく熱を帯びた口調だった。巨人・高橋監督は1日の日本ハムとのオープン戦(札幌ドーム)に備えて札幌へ移動する羽田空港で「真のレギュラーの条件」をナインに提示した。

 オーダー編成の際の相手投手の左右への対応を問われたときだ。「(右左)どっちもやってくれというか、レギュラーなら自分で解決しろ、と思う。そうじゃないとレギュラーじゃない」。リーグ最下位のチーム打率・243だった昨季は実に110通りのオーダーを組んだが、新指揮官は「固定できればいい」と理想を掲げる。これまでのオープン戦3試合は同じオーダーで臨んだ。残り15試合でレギュラーを見極めていくが、同時にギャレットの外野、クルーズの遊撃、三塁起用も行い、打線の変更を最小限に収める準備にも着手する。

 現役時代、対右投手打率・296、対左投手・282と左を苦にしなかった高橋監督。「役割が分かっている方が(選手も)やりやすい」。不動のオーダーでV奪回への道を突き進む。 (春川 英樹)

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2016年3月1日のニュース