中田指令!大谷今季ノルマは沢村賞 昨季は15勝クリアし“ご褒美”

[ 2016年2月27日 08:27 ]

練習中に中田(右)と談笑する大谷

 日本ハム・大谷が、中田から「沢村賞」のノルマを課された。アリゾナキャンプから帰国後、沖縄・名護で開催された「中田会」で決定。

 中田は毎年、後輩たちにノルマを課し、達成者にはご褒美をプレゼントしており、大谷も昨季は「15勝」をクリアし、高級万年筆をゲットした。沢村賞となれば、さらにグレードアップしそうだが「それはクリアした時に中田さんがくれるものなので…」と恐縮気味に話した。

 先発完投型投手の最高名誉へ。大谷はダルビッシュと取り組んだ肉体改造について「もちろん良かった」と手応えを感じながらも「効果はまだ早い」と実感はない。「体重や筋量を増やしたら野球がうまくなるという単純な話ではない。それをどう技術に結びつけるか」とし、現在は筋肉量を維持したまま96キロまで減量。ブルペンでも最初から全力で飛ばさず、体の変化を感じつつ徐々にペースを上げている。

 27日、28日の広島との練習試合はDHとして出場予定。この日はフリー打撃で22スイングし、5連発を含む9発の柵越えを放った大谷は「実戦でどう取り組んだことを出せるか」と力を込めた。 (柳原 直之)

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2016年2月27日のニュース