11打席音なし…中日ビシエド 加藤コーチ助言に感謝 要点は2つ

[ 2016年2月27日 05:30 ]

中日のビシエド

 実戦4試合で11打席安打がない中日の新外国人ビシエドが26日、加藤チーフ打撃兼野手総合コーチの助言で、目覚めのきっかけをつかんだ。

 ランチ特打で81スイングしサク越え2本ながら安打性は40本を数えた。「内からバットを出す意識で」とキャンプ初フリー打撃で6連発した豪快なスイングを封印し右打ちを徹底。その後、加藤コーチらとグラウンドで、15分間の青空会談を行った。

 現役時代に通算2055安打、首位打者を2度獲得した加藤コーチから伝授されたポイントは2つ。「ポイントを少し前に」「勝負して来ない時にボールに手を出さないこと」。4番候補は巨匠の教えに何度もうなずき「自分の感覚だけでは分からないことを、外から見て教えてくれた」と感謝した。

 加藤コーチも能力を信じており「ちょっとしたきっかけで打ち出すよ。そろそろね」と爆発を予告。27日のDeNAとの練習試合(北谷)でも中軸で出場予定。主砲の目覚めは近い。 (水口 隆博)

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2016年2月27日のニュース