西武・バンヘッケン 初の対外試合で3回3失点 2回突如崩れる

[ 2016年2月24日 14:15 ]

<練習試合 西・楽>3回を4安打3失点のバンヘッケン

練習試合 西武―楽天

(2月24日 サンマリン)
 西武の新加入左腕・バンヘッケンが炎上した。24日の楽天との練習試合(宮崎・サンマリン)に先発。初回は三者凡退で順調な立ち上がりだったが、0―0の2回に突如乱れた。先頭のアマダーに左越え本塁打を浴びて来日初被弾。すると、ウィーラー、茂木に連打を浴び、1死一、二塁から注目ルーキーのオコエに左前2点適時打を許し、この回だけで3点を失った。

 予定されていた3イニングでマウンドを降り、来日後初の対外試合は4安打3四球3失点という不本意な結果に終わった。首脳陣は開幕ローテーション候補として期待しているだけに、今後に不安を残す内容だった。

 バンヘッケンは「ボール先行で自分の投球に納得できなかった。特にコントロール。次回はストライク先行でしっかり抑えたい」とコメント。潮崎ヘッド兼投手コーチは「彼のいいことろが出ていない。直球はいかなくて力みもあったと思う。本来は制球で苦しむ投手ではないが、抜け球が多くて本人も納得いってないでしょう」と話した。

 次回は3月5日の広島とのオープン戦(マツダ)で先発して4~5回を投げる予定だ。

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2016年2月24日のニュース