中畑氏　清原容疑者を叱咤「１対１ならいいヤツ　罪を償って」

「ジュラシック・ワールド」ブルーレイ＆ＤＶＤリリースイベントに登場した中畑清氏

　プロ野球・ＤｅＮＡの前監督の中畑清氏（６２＝スポニチ本紙評論家）が２４日、都内で行われた米映画「ジュラシック・ワールド」のブルーレイ＆ＤＶＤ発売イベントにゲスト出演。覚せい剤使用容疑で再逮捕された清原和博容疑者（４８）に言及した。

　今回の騒動に「１対１で話すと本当にいいヤツ。周りにつくられた虚像にどっぷりと漬かってしまったんだろうなあ。ちゃんと指導してあげる人がいなかったのが残念」と苦渋の表情で語った中畑氏。その上で、「現在、本人はものすごく反省していると思う。自分は弱い人間だった、大変なことをやってしまったという事の重大性をしっかり認識して、罪を償ってほしい」と叱咤（しった）。現役時代から使用していたともいわれているが、「それを振り返ってもしようがない。球界がクリーンになって明るい話題が提供できるよう努力するだけ」と言葉を濁した。

　解説者としては、各球団のキャンプを視察しパ・リーグの優勝は「ソフトバンクでしょ。選手層が厚い」と断言。セ・リーグは「金本（知憲）のところ（阪神）が面白いね。（高橋）由伸も２、３年監督をやっているような落ち着きがある」と評価していた。