イチロー16年目の第一歩 ボンズコーチに刺激「やっぱり違う」

[ 2016年2月24日 09:25 ]

練習の合間に談笑するマーリンズのイチロー(左)とチェン

 マーリンズのイチロー外野手が23日、フロリダ州ジュピターでキャンプイン。42歳の現役最年長野手としてメジャー16度目のキャンプに入ったイチローは持ち前の冷静さを保ちながら語った。

 ―チームの雰囲気がいい。

 「初日から駄目なチームは駄目ですよ。このチームの基本はいい空気。やっぱりいいな、という感じです」

 ―去年との違いは。

 「ボンズ(新打撃コーチ)でしょう。やっぱり(存在感が)違う。他の選手とどう接するか興味がありますね」

 ―通算3千安打、500盗塁が近づいている。

 「1番打って、どこかを(レギュラーで)守ってなら2カ月でやるよ、と言える。だけど(実際は)そうではないですからコメントが難しい」

 ―達成したいという欲求は強いか。

 「選手ならそうでしょう。でも同時に3人のレギュラーが健康で1年やらなきゃいけない。ただそれがなかなかそういかない現実もある。その(3人をバックアップする)立場ではなかなかコメントが難しい」

 ―今は野球の面白さと難しさのどちらをより感じているのか。

 「両方いつも感じている。楽しいことだけでは絶対にない。しんどいことがほとんどだけど、それらがうまく共存しているから(ここまで)できるのでしょう」(共同)

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