一時14キロ減量 広島・中田 復活アピール2回完全

[ 2016年2月13日 05:30 ]

紅白戦で2回を無安打に抑えた中田

広島紅白戦 白組0―2紅組

(2月12日 天福)
 マエケンの弟分が、右肩痛からの復活をアピールした。広島の紅白戦で、2軍から招集された中田が2イニング打者6人をパーフェクトに抑えた。

 「結果を求められる立場で、内容と結果が良かった」。昨年6月に「右肩関節内炎症」と診断された後、再発防止のため肉体改造に着手。食事では「糖質ゼロ」を意識。94キロあった体重が11月には80キロを切るまでに絞れた。筋肉量を増やして88キロまで戻し、無駄のない体を手に入れた。

 ドジャースに移籍した前田を慕う「チームマエケン」の一人。キャンプ前は自主トレを共にし、前田は自身の送別会の際に中田が「号泣して寂しい、寂しいとずっと言ってくれた」とブログにつづっている。前田の抜けた穴を埋めるため、14年に66試合登板した右腕は「分かっていても打たれない真っすぐを目指す」と力強く言った。

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2016年2月13日のニュース