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藤浪156キロ!右肩不安なし 2月初実戦で自己最速にあと2キロ

紅白戦に登板し最速156キロをマークするなど2回無失点に抑えた藤浪

阪神紅白戦 紅組4―1白組
(2月11日 宜野座)
 阪神の宜野座キャンプは第3クール初日の11日に初の紅白戦があり、藤浪晋太郎投手(21)が今春初実戦マウンドで最速156キロを計測した。白組で先発し2回を1安打無失点に抑える上々の内容。昨秋痛めた右肩の不安を感じさせずプロ4年目で初の開幕投手へ快発進を切った。

 「金本VS下柳」のスペシャルマッチの興奮冷めやらぬ中、藤浪が豪球連発で観客を沸かせた。

 「初実戦なんで、対バッターの間合いというか、バッターが立っての独特の感じをつかみたいと思った」

 言葉だけを聞けば手探り状態でも球自体は全開に映った。先頭の上本に対して1球目から151キロ(ストライク)、150キロ(ファウル)を連発。空振り三振を奪った3球目は144キロの高速フォークだった。

 続く北條への初球、外角低めへショートバウンドした直球は球場表示で156キロを計測した。同じ1球がテレビ中継では153キロ、阪神スコアラーのスピードガンでは150キロ。まだ2月半ばの実戦で、自己最速158キロに迫る球速に球場全体がどよめいた。

 熱帯びる速球とは対照的に冷静さも発揮。2球目を左前打された北條はけん制球で誘い出し、フルカウントまで粘られた今成も8球目に139キロのカットボールを低めに決めて空振りさせた。1四球を出した2回も内野ゴロで3つを奪い、無失点で試運転を終えた。

 球場表示では全29球のうち、150キロ超えは実に8球を数え、昨秋に発症した右肩関節炎の影響をみじんも感じさせなかった。昨年10月10日のCSファーストステージ第1戦以来の実戦。加えて例年より早められた年明け初マウンドで披露した極上のパフォーマンスにも調整段階を強調した。

 「(球速は)どうでもいいので。156キロは出てないと思いますが、150キロは出てたかなと。今はそこ(球速)じゃない。球速より球質。ストレートも仕上がってない。6割前後でまだまだ良くなると思う。自分の中であんまり良いボールではなかった」

 3月5、6日(ナゴヤドーム、京セラドーム大阪)に組まれた強化試合・台湾代表戦での侍ジャパン入りは球団判断で見送り。金本監督は「3月頭に100%というのは、ちょっと。探り探りの段階だから。去年の秋のことがある。ちょっと3月は万全では厳しいという判断じゃないかな」と説明した。見据えるのは初の開幕投手だ。

 「こだわりはないけど、そこを目指して調整していく。開幕というところに強くこだわってるわけじゃない」。大役を自ら渇望しなくとも、エースならば、必然的に導かれる。さらなる飛躍を予感させるプロ4年目は衝撃的な156キロで幕を開けた。(遠藤 礼)

[ 2016年2月12日 05:30 ]

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