元BC左腕の夢 打撃投手でプロの世界へ…アリゾナで奮闘中

[ 2016年2月11日 11:36 ]

打撃投手を務める上條氏

 アリゾナで勝負を懸けているのは選手だけではない。上條優太氏(24)は打撃投手として、日本ハムのキャンプに招待参加している。「選手ではないけど、憧れのプロの世界。何とか頑張りたい」と契約へ向け、必死に投げ込む日々が続く。

 八千代東(千葉)の4番として09年夏の甲子園初出場に貢献。千葉大会決勝の拓大紅陵戦では、今年の日本ハムのドラフト2位新人・加藤から決勝打を放った。その後、日大を中退してルートインBCリーグ・石川へ。最速145キロ左腕として活躍し、2年前にはソフトバンクの入団テストに呼ばれた経験もある。

 石川に13、14年に在籍していた木田優夫GM補佐に声を掛けられ「来年も現役で頑張ろうと思った時だったので、最初はちょっと残念だったけど、もう未練はない」。17日に帰国した後も、沖縄・名護キャンプに参加する。 (柳原 直之)

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