打撃投手におじぎ DeNAロマック「自分も敬意を…」

[ 2016年2月3日 05:30 ]

フリー打撃を行うロマック

 DeNAの新外国人ロマックが屋外で初めてフリー打撃を行い、44スイングで7本の柵越えを放った。マイナー通算200本塁打を誇る右の大砲。左翼方向を中心に強い打球を飛ばし「シーズン中のフォームではなく、まだ75%くらいだけど、これから(柵越えは)増えてくる」と納得の表情を浮かべた。見守ったラミレス監督も「よく振れていた。本塁打を狙ってほしい」と期待した。

 カナダ出身の30歳は勤勉だ。来日前に日本語の本を買い「毎日書いて勉強している」という。キャンプでは日本語で積極的にコミュニケーションを図り、この日の打撃練習後には打撃投手にヘルメットを外しておじぎした。「きのうのキャンプでそういう場面を見た。自分も敬意を表したかったんだ」。報道陣に取材のお礼を言われた新助っ人は「ドウイタシマシテ」と流ちょうな日本語を披露した。 (中村 文香)

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