阪神・伊藤隼、前半戦復帰絶望的に…負傷の右肩全治4カ月

[ 2016年2月3日 06:19 ]

阪神・伊藤隼

 1月31日にキャンプ地・沖縄を離れて右肩関節唇損傷と診断された阪神・伊藤隼太外野手(26)の復帰は早くても後半戦になることが2日までに分かった。1日に大阪府内の病院で診察を受けた際に1カ月間の完全固定、全治4カ月と診断された模様。夏場までは本格的な練習を再開できない可能性もあり、前半戦中の復帰は絶望的な見通しだ。

 30日のウエートトレーニング中に右肩を痛めて緊急帰阪。心配された患部の状態は重症だった。最悪の事態と考えられていた手術は回避する方向となったことが唯一の救い。現在は自宅療養を続けていて、第2クール初日の6日から2軍の安芸キャンプに合流する予定。ただ、合流後も患部に負担のかかるトレーニングは自粛せざるを得ず、地道なリハビリを経て、後半戦での巻き返しをはかるしかない。

 今季はマートンの抜けた左翼のレギュラー候補として首脳陣から大きな期待をかけられていただけに、チームにとっても大きな痛手。昨年12月には結婚して心機一転、飛躍を期していただけに思わぬ試練と直面した。

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2016年2月3日のニュース