巨人・田原啓　「後がない」４年目の支配下昇格へアピール誓う

ブルペンで投球練習を行う巨人・田原啓

　巨人は３０日、川崎市のジャイアンツ球場で２８日から行っていた２、３軍合同自主トレを打ち上げた。

　育成枠の左腕・田原啓は全体メニューのブルペンで３９球を投げた後、個別練習でも捕手を立たせた状態で２４球の「復習」。「フォームの確認。今日は（自主トレ期間中で）一番良かった」と手応えを口にした。

　昨年の秋季キャンプには育成選手で唯一参加。このオフにはチェンジアップ、カーブなど変化球の精度アップに力を注いだ。２月１日からの春季キャンプは育成選手を中心に構成される３軍ではなく、２軍からスタート。４年目のシーズンに向けて「後がない。勝負は３軍でも２軍でもない。１軍に行かないと」と支配下昇格へアピールを誓った。