【センバツ選考過程】花咲徳栄、二松学舎大付を総合力で上回る

センバツ出場が決まり喜ぶ花咲徳栄ナイン
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第８８回選抜高校野球大会出場３２校決定

（1月29日）
　一般選考では各地区の秋季大会上位校が順当に選出された。関東・東京最後の切符は花咲徳栄（埼玉）。ともに好左腕を擁する二松学舎大付（東京）と争ったが総合力で上回ると評価された。

　近畿は、昨秋地区大会準々決勝で敗れた市和歌山と報徳学園（兵庫）が比較された。市和歌山は０―１の７回の攻撃で主戦投手に代打を送り、その後２番手が大量失点してコールド負け。報徳学園は延長１４回、０―１で惜敗と力量は同等だが最終的に地域性で市和歌山が選ばれた。中国・四国の６校目は、中国３位評価の開星が四国４位評価の済美を上回った。明治神宮大会枠が加わった四国地区は史上初の５校選出の可能性もあったが、チーム力を考慮した選考結果となった。

　２１世紀枠３校目に入った長田（兵庫）は被災地というだけでなく、定時制・通信制が同じ敷地内にあり、厳しい環境を克服した点が評価された。