【センバツ展望】投打にバランス大阪桐蔭、敦賀気比が軸

[ 2016年1月30日 09:10 ]

センバツ出場が決定し、歓喜のジャンプを見せる高山(中央)ら大阪桐蔭ナイン

第88回選抜高校野球大会出場32校決定

(1月29日)
 優勝争いは、14年夏Vの大阪桐蔭、15年Vの敦賀気比が軸か。ともに投打のバランスがとれている。

 3季連続出場の大阪桐蔭は150キロ左腕の高山と強力な中軸打線が武器。敦賀気比も4季連続出場と経験豊富で、1メートル88のエース右腕・山崎は最速144キロを誇る。その2校を明治神宮大会で破って優勝したのが強打の高松商(香川)。四国勢では04年済美(愛媛)以来となる紫紺の大旗に期待がかかる。

 関東勢では常総学院の戦力が充実している。ともに昨年センバツを経験しているエース鈴木昭と樫村の2枚看板。昨秋関東大会で横浜を撃破した強打にも注目だ。

 ≪出場校アラカルト≫

 ◆初出場 6校。一般選考で選出された札幌第一(北海道)、いなべ総合学園(三重)、滋賀学園、明石商(兵庫)と21世紀枠の長田と小豆島。春夏通じて初は明石商、長田、小豆島。

 ◆お久しぶり 東海大甲府が25年ぶり出場で高松商(香川)、21世紀枠の釜石(岩手)がそれぞれ20年ぶり。

 ◆最多出場回数 龍谷大平安(京都)が40度目で最多、次いで東邦(愛知)の28度目。

 ◆部員数 最多は福井工大福井の120人(マネジャー0)。最少は小豆島の19人(選手17人、マネジャー2人)。

 ◆連続出場 龍谷大平安が4年連続、八戸学院光星が3年連続。

 ◆同県複数出場 青森勢の2校同時出場は史上初。福井、兵庫、香川、高知からも2校が出場する。

続きを表示

2016年1月30日のニュース