中日ドラ1小笠原 試験中も“自主トレ”「落ちてしまう」

[ 2016年1月26日 05:30 ]

寮に引き揚げる小笠原

 中日のドラフト1位・小笠原慎之介投手(18=東海大相模)が、26日から28日まで行われる卒業試験中も、ハードな自主トレを継続する決意を見せた。

 合同自主トレ最終日となったこの日の練習後にナゴヤ球場から神奈川に一時帰郷。頭にあるのは試験もさることながら、自主トレで感じたプロのレベルだ。

 「もっともっとやらないと、と感じた。試験中も自主トレと同じくらいやります。それくらいやらないと、(2軍に)落ちてしまう」

 昨秋痛めた左肘を考慮してブルペン投球を封印し、基礎トレーニングに励んできた。その間にドラフト2位の佐藤や同4位の福らが次々とブルペン入りした。2月1日から始まる春季キャンプは、育成選手と腰痛の同6位・石岡を除く全ルーキーが1軍スタート。左腕はキャンプ序盤にブルペン入りし、遅れを取り戻す予定だ。そのためには、テスト期間中も骨休めはできない。

 キャンプでは、小笠原と同じ高卒ドラフトで入団した4年目左腕・浜田達に「何でも質問したい」と弟子入りを志願。充実したキャンプを送るため、試験勉強と自主トレを両立させる。 (水口 隆博)

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2016年1月26日のニュース