巨人・菅野 今季初ブルペン、手応え20球「まとまっていた」

[ 2016年1月25日 05:30 ]

ブルペンで投げる巨人・菅野

 指先の感触が心地よかった。ジャイアンツ球場の室内ブルペンで巨人・菅野が、今季初のブルペン投球。小林を立たせたまま20球を投じた。

 「もうちょっとばらつくと思ったけど、まとまっていて良かった」

 キャンプで技術練習の時間を増やすため、昨年よりも6日早いブルペン入り。「昨年、いい成績を残すにはどうしたらいいかと(小林に)聞いたら“やっぱり真っすぐじゃないか”と。まず初めに捕ってもらって、感想を聞きたかった」。昨季最多の15試合でコンビを組んだ小林にチェックを依頼。「力感なく強い球が来ている。スピンも多くなっていると感じた」と直球の質の向上を感じ取った同学年の捕手の言葉に、菅野も「そう感じてくれたというのは、ここまでやってきたことは間違いじゃない」とうなずいた。

 新たな責任も与えられた。チームの選手会副会長に就任することが決定。名実ともに投手陣のリーダーとなり「しっかり(長野新選手会長を)サポートできるように。若い選手もたくさん入ってきているので手本になれたら」と誓った。(春川 英樹)

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2016年1月25日のニュース