本塁クロスプレーにビデオ判定導入 従来は外野フェンス際飛球のみ

[ 2016年1月20日 05:30 ]

本塁上のクロスプレーにもビデオ判定が導入される

 日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会が19日、都内で開かれ、今季から本塁上のクロスプレーに対してもビデオ判定が導入されることが決まった。NPBの井原敦事務局長は「リプレー映像は、本塁でのクロスプレー、主に本塁での衝突プレーに疑義が生じた場合に使用。当該試合の責任審判員が必要と認めた場合に限る」と説明した。これまでは外野フェンス際の飛球の判定に限られていた。

 今季から本塁上の衝突プレーを禁じる規定導入に伴い、守備側の本塁上での立ち位置や走者の故意な守備側への接触なども含めた判定にも、リプレー映像を使用できるよう、セ、パ両リーグのアグリーメント(申し合わせ事項)に定める。

 リプレー映像の使用球場についても「12球団の専用球場および、ほっともっとフィールド神戸のみとする」との規定の削除を決め、今季から地方球場でも適用される。

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2016年1月20日のニュース