西 心酔「菅野流」で自身初タイトル狙う!グラブもおそろい

[ 2016年1月17日 05:30 ]

新しいグラブでキャッチボールをする西勇輝

 菅野流で頂きます。オリックスの西勇輝投手(25)が16日、ほっともっと神戸で自主トレーニングを公開し、自身初のタイトル奪取に意欲を見せた。

 「目標は(10勝した)去年以上の数字。タイトルは去年2位だった防御率が獲れたら」

 昨年は1位大谷(日本ハム)に0・14差の2・38に終わったが、今季は違う。自信の裏付けになるのが1学年上の巨人・菅野とハワイで年明けから約2週間実施した合同自主トレだ。昨年の侍ジャパンで弟子入り志願。菅野の練習内容に「質も量もすごくて、さすがだと思った。自分の練習量は少なかったし自分の力の無さにビックリした」と話す。継続することで変化が出ると確信しており「まだまだ自分はできると思って取り組みたい。若干、球が速くなるのかな」と久しぶりの150キロ超えも視野に入る。

 元々、菅野とは「投球スタイルが似ている」と言われ、比較されることも多かったというが、合同練習で大きな違いがあることに気付いた。今季から菅野モデルの青グラブを使用するなど、かなり心酔したもよう。「コントロールもスピードも、体力面も上がると思う。ケガなく1年間できれば成績は付いてくる」。自信を持って挑む。(鶴崎 唯史)

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2016年1月17日のニュース