西武・秋山 柳田の裸に嫉妬「脱いでも許される体。僕は脱げません」

[ 2016年1月14日 06:23 ]

秋山がティー打撃で鋭い当たりを見せる

 「ギータ効果」で史上初の2年連続200安打と首位打者だ。昨季にシーズン216安打のプロ野球記録を樹立した西武・秋山翔吾外野手(27)が13日、西武第2球場で自主トレを公開。「柳田(ソフトバンク)とは今年も刺激し合っていきたい」と同学年ライバルの名を挙げた。

 秋山と柳田の共通項は88年生まれ、大卒でのプロ入り、かつ左打者で外野手。昨季はハイレベルな首位打者争いを演じ、秋山は打率・359で4厘差及ばなかった。「14年の日米野球でMVPを獲った柳田を見て、“1つぐらい勝ちたい”と思っての結果が去年(の216安打)だった」と吐露した上で、「彼が終盤まで3割7分、8分をキープしていたので、僕もふと気が抜けることなくプレーできた」と振り返った。

 グアムで自主トレを行う柳田の動向もチェック済みで、上半身裸で練習する姿に「あれは脱いでも許される体。やっぱデカい。僕は細くて脱げませんが…」と、好敵手の“パンイチ(パンツ一丁)姿”に嫉妬した。

 ただ、今季の目標に関しては「2年連続トリプルスリーとか“40(本塁打)40(盗塁)”とか公言しているのを目にすると、僕も言った方がいいのかなと思うが、自分には無理。(シーズン途中で)届かないなと思うと心が折れてしまう」と数字を追い掛ける難しさを強調。「一本一本積み重ねた結果、シーズンが終わった時にどこにいられるかな、という楽しみを持ちながらやっていければいい」と語った。

 この日は球場一番乗りとなる午前9時からティー、マシン打撃など約5時間の練習。「7時に起床しています。キャンプに向けて体内時計も戻していかないと。自分を律していきたい」。その姿は求道者のようだった。(東山 貴実)

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2016年1月14日のニュース