唯一の心残りは…マエケン「優勝して広島でパレードしてみたかった」

ドジャースへの入団が決まり、カープの球団旗を背に会見する前田健

ドジャース入団発表会見

　カープカラーの赤のネクタイを着けて会見に臨んだドジャースの前田健は「広島で野球をできたことを誇りに思う」と、９年間在籍したチームとファンに感謝した。

　幾多のタイトルを獲得したが、リーグ優勝はならず「このチームで優勝したかったし、広島でパレードしてみたかった。それが唯一の心残り」。ドジャースとの合意が発表されたのは期限の１日前で「人生で一番不安になった」と打ち明けた一方で「（８年契約が）終わった頃は３５歳。その時の姿は想像できない。カープに愛着はあるけど、今は向こうに行って、いい結果を残すことだけを考えている」と海を渡る決意を述べた。