特別にセ対セ 王氏VS江夏氏は6ボールから右翼線安打

[ 2016年1月12日 11:16 ]

4回、江夏氏から右翼線に安打を放つ王氏

名球会対抗試合 セ・リーグ5―7パ・リーグ

(1月11日 ヤフオクドーム)
 ともにセで出場した王氏と江夏氏の対戦が4回に特別に組まれた。四球なしのルールで、6ボール2ストライクからの9球目。右翼線安打で王氏に軍配が上がった。

 68年、阪神・江夏がシーズン奪三振のプロ野球タイ記録に巨人・王からの奪三振で並んだ後、後続の打者は意図的に凡打に打ち取り、再び王から三振を奪って新記録を樹立したことは語りぐさ。江夏氏は「ストライクを入れようと思ったけど、余計に入らなかった」と苦笑い。往年のライバル対決を「青春の思い出だな。半世紀前だよ」と懐かしんだ。

 ▽江夏は67~75年阪神、78~80年広島に在籍。王が喫した57三振は個人別では村山(神)の47三振を抑え最多。68年9月17日に江夏はシーズン奪三振最多記録を王から記録。

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2016年1月12日のニュース