ヤクルト 山中が競輪トレ、充実の過酷練習でサブマリンに刺激

[ 2016年1月10日 18:55 ]

競輪選手の松岡孝高(左)と熊本市内で競輪トレを行ったヤクルト・山中

 ヤクルト・山中浩史投手(30)が10日、熊本市内の熊本競輪場で「競輪トレ」に挑んだ。

 競輪A級の松岡孝高(30)が必由館野球部の同級生であることから実現。「この時期しかできないことをやっている。違う種目だがプロでやっているので、一緒に練習できて刺激し合えればいいと思った」と合同トレが実現した。

 まずはアップとして30分間のトラック周回。これだけで「乳酸たまりまくり!」と悲鳴をあげていたサブマリンだが、その後1キロの計測。さらに全力で40秒間自転車マシンを漕ぐ「パワーマックス」を立て続けに行い、あまりの過酷さに倒れ込むとしばらく起き上がることができなかった。下手投げの山中にとって、負担が大きいと言われる下半身強化や使い方は永遠のテーマ。「下半身をメーンに自主トレをしている。いいトレーニングができた」と充実の表情を見せた。

 昨季は開幕から6戦6勝を成し遂げた山中に、松岡も「ニュースとかで見ていて刺激になった。同級生で唯一プロに行ったので、ケガをせずに少しでも人の記憶に残る選手になってもらいたい」とエール。この日計測した太腿の太さでは、松岡の65センチに対して64センチと「敗北」した山中は「下半身を鍛えれば上半身のケガも少なくなる。太腿も使える筋肉にして、来年は太さで追い抜いていられるように頑張ります」とさらなる強化を誓った。

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2016年1月10日のニュース