栗山監督 ドラ4平沼に二刀流指令 内野手登録も甲子園10勝右腕

[ 2016年1月10日 06:05 ]

打撃練習で鋭い打球を連発する平沼

 日本ハムの栗山監督がドラフト4位・平沼(敦賀気比)に二刀流を通達した。9日、千葉・鎌ケ谷で新人合同自主トレがスタート。初日から視察した栗山監督は室内練習場で打撃練習を終えた平沼を呼び止め、「投手の夢も諦めずに持っておけ」と直接伝えた。

 高校通算打率・375の打力で内野手登録となるが、昨年のセンバツを制した甲子園通算10勝右腕の評価は高い。「本人には二刀流の思いが絶対ある。僕にもその思いがあることを伝えた」。栗山監督は報道陣の前でもしっかり宣言した。

 実現すれば現役では大谷に続き2人目となるが、入団時から投打を始めるのではなく、野手として1軍に定着してからの挑戦となる。平沼は「まずは1軍に上がらないといけない」と話したが、栗山監督は枠にはめず大きく育てるつもりだ。

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