通算153勝右腕 自身のキャリアを述懐「登板前夜には下痢止め」

[ 2016年1月5日 09:56 ]

ダン・ハレン元投手 (AP)

 昨季限りで現役生活にピリオドを打ったダン・ハレン元投手(35)が4日、自身のツイッターを次々と更新。13年間のキャリアを手短に振り返った。

 通算153勝を挙げた右腕は同日、エクササイズバイクに乗って汗を流していたが、退屈になり、「ここ数年は先発するたびに打者をどうやって打ち取るかを考えていたな」と投稿を始めると、「移動中の飛行機が墜落しないかなと思ったことが少なくとも3、4回はあった」、「トロントでの試合では11点取られたけれど、勝ち投手になったことがある」など述懐が続いた。

 さらに、「ソロ本塁打を多く被弾したけれど、それは四球を与えたくなかったから。そういう状況では意図的に打たせていた」など引退したから明かせるものも散見。また、「唯一のゲン担ぎは、登板前夜に2杯のワインと下痢止めの薬を飲むことだった」とあり、先述の飛行機のくだり同様、強いプレッシャーから逃れるために必死だったことがうかがえた。

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2016年1月5日のニュース