松井氏「MT会談」で情報収集 キャンプ訪問前に「予習」

[ 2016年1月5日 05:30 ]

「松井秀喜旗野球大会」の優勝チームと記念撮影する松井氏

 巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が巨人の宮崎春季キャンプ訪問を前に、高橋監督からチームの現状を「予習」する。岡本ら若手の指導や、昨季不振に終わった阿部、村田らベテランの再生に期待がかかる中、今月中に対面することを明かし「情報を聞いておきます」と話した。

 この日、地元・石川県能美市の松井秀喜ベースボールミュージアムで行われた「松井秀喜旗争奪第11回学童野球大会」の表彰式に出席。キャンプの話題に及ぶと「細かい話はこれからだと思います」と慎重な口ぶりだったが、3年連続での訪問が確実視される。

 臨時コーチとして参加した2年前に行ったフリー打撃の実演は「やらないよ」、打ち損じや空振りなど悪戦苦闘したノックも「下手くそだと分かったから」と後ろ向き。高橋監督が昨年11月、「かばん持ちも含めて依頼を検討したい」と冗談めかしたことには「それ(かばん持ち)だけは拒否」と笑った。一方、打撃投手については「2年前はダイエットの一環でやった。その必要があると感じたら投げるかも。体重と相談します」と前向き。かつてクリーンアップを組んだ「MTコンビ」の会談で情報収集し、万全で臨む。(大林 幹雄)

続きを表示

2016年1月5日のニュース